ワインラバーの作り方

お酒が飲めるようになってから、ワインが好きな熱は一回も覚めずに、ワインを美味しく飲んできました。

毎日飲んでも飽きない

一人で楽しんでも心満たされる

そんなワインの魅力に今でもすっかり浸かっています

そんな私を見て、最近「いつからワインが好きになったの?」と聞かれるようになりました。

ワインラバーさんにはみんなあると思いますが、私も運命のワインと出会った瞬間がありました。

そのワインは今でも飲みたいと心から願っている「La Tâche(ラ・ターシュ)」の2006年ヴィンテージ。

このワインは、フランス・ブルゴーニュ地方のコート・ド・ニュイ地区に位置する畑で作られていて、この畑はグラン・クリュ=特級畑に格付けされています。いわゆる、最高級のワインでした。

確かに、私がワインを本当に好きになったきっかけは、「最高級の美味しいワインに出会ったから」ととっても単純なんですけど、もし、私がこのワインの情報を何も知らずに家で一人で飲んでいたとしたら、このワインが私の「永遠の恋人」になるほどのインパクトがなかったかもしれません。

ワインを飲むその瞬間には、必ず、一緒に飲んでいる人と雰囲気、情景が合わさってきます。そして、そのワインに使用しているぶどう品種や、その地域の気候、ワイナリーの特徴などの知識が重なり合うと、より一層、その1杯のワインが格別な、特別な1杯に変わっていきます。

ワインは一緒に飲む相手によって、大きく味が変わる

今まで、「お酒が飲めるけど、ワインはイマイチよく分からないなぁ。美味しいの選んで。」と言っていた友達が、私がセレクトしたワイン以外は美味しくない、外食先のレストランで飲んだワインはイマイチ。と耳にすることが多くなってきました。

それは、ワインの味だけではなく、ぶどうの品種からその地域の気候の特徴を説明したり、そのワインに合うグラスや食事を一緒に提供してきているからだと思います。

たまに道中ですれ違った人の香水が、昔よく遊んでいた友達や元恋人と同じ香りで、その情景が一瞬にして蘇ってくることありますよね。ワインも同じです。

フランス・ブルゴーニュ地方のワイナリー巡りをしたワインのお友達が、プルミエクリュ(1級畑)のワインを購入してきてくれました。そのワインを少し大ぶりのワイングラスに注いで、香りを嗅いだ瞬間、マイルドな土っぽさとキノコのような香ばしさ、そして華やかな気品高いピノ・ノワールの香りが、永遠の恋人:ラ・ターシュを鮮明に思い出させてくれました。

人生で出会った素晴らしいワインとその周りの引き立てる要素は、二度と再現できない一度きりの体験であり、何にも変えられない大切な思い出の贅沢品になります。

このような素敵な体験がワインラバーを作り出して行くんですね♡